ノムさん 沙知代さんの経歴は「全部ウソでした」…それでも許し、愛した
プロ野球解説者の野村克也氏(82)が16日、TBS系で放送された「爆報!THEフライデー」に出演。昨年12月8日に亡くなった妻・沙知代さん(享年85)について語った。
克也氏は前妻と別居中だった35歳の時に、当時38歳で2人の子供連れだった沙知代さんと出会った。“愛人騒動”となり、バッシングされたが、2人はその後、結婚した。
克也氏は番組の取材に対し、沙知代さんが語った過去の経歴や家庭環境など、「自分の履歴は100%、全部ウソでした」と告白。それでも沙知代さんを許し、愛したことについて、「いい方に考えりゃ、ウソをついてでも、オレをゲットしたい、ってことでしょ」といつもの“ノムさん節”で語った。
沙知代さんといえば、1996年、衆院選に出馬した際、「コロンビア大学留学」などと経歴を詐称したとして大騒動となった。克也氏は、このことについても「ええ格好、したかったんじゃないの」と達観していた。
また、あらためて沙知代さんについて「僕の幸せな人生を支えてくれた助っ人やと思ってます」と愛情たっぷりの言葉で表現した。