アッコ 最大52歳差ボイメンに「芸能界の厳しさたたき込んだ」
歌手の和田アキ子(67)が22日、都内で、人気アイドルグループ「BOYS AND MEN」の研究生10人とのコラボシングル「愛を頑張って」(5月23日発売)の公開ジャケット写真撮影を行った。歌手デビュー50周年記念企画の一環で、最大年齢差52歳のスペシャルコラボ曲。和田は「芸能界の厳しさをたたき込んだ」と“ゴッド姉ちゃん”ぶりは健在だった。
自身の歌手人生の半分にも満たない年齢の若者に囲まれ、ご満悦かと思いきや…。ご意見番・和田は、すでに芸能界の“縦社会”をきっちりとたたき込んでいた。
15歳から21歳の10人とコラボした感想を「昔の自分を思い出しますよね…」と語り、自身の当時を「本当の、芸能界の厳しいとき。縦社会」と振り返った和田。前日に行ったミュージックビデオ撮影の際に「待ち時間に、彼らに全部教え込みました」と、50年の歌手生活を基にした“教育的指導”を行ったという。声をそろえて「ありがとうございます!」と感謝する10人を見ながら、和田は「ものすごく手なづけたでしょう」と成果に満足げだった。
今回のコラボは、昨年秋にボイメン研究生が、1974年に発売された和田の代表曲「古い日記」をカバーしたことがきっかけ。「面白いと思った。若い世代に歌い継いでもらうことが、本当にうれしい」と喜んだ和田に、ボイメン側からコラボを打診。年の差最大52歳という驚きのユニットが実現した。
曲については「本当に老若男女、皆さんの背中を押すメッセージソング。元気のない人を勇気づけたい」と自信たっぷりにPR。前日には平昌五輪のスピードスケート女子パシュート決勝をテレビ観戦して感動したことも明かし、「パシュートは3人ですけど、うちらは11人でコーナーをきれいに回りましたよ」と、金メダル級のヒットを宣言した。