急性心不全のため６６歳で亡くなった俳優・大杉漣さんの急逝から一夜明けた２２日、芸能界からジャンル、世代を超えた追悼メッセージが相次いだ。

　大杉さんとドラマ「刑事一代」などで共演した俳優・高橋克実（５６）はフジテレビ系「直撃ＬＩＶＥ　グッディ！」に出演。「たけしさんと会って、そこで初めて自分がやっていけるんだなっておっしゃってました。表現の仕方を認めてもらえた、というか」と大杉さんが北野監督（ビートたけし）と出会って自信を深めると同時に展望も開けたと話していたことを明かした。

　大杉さんは映画「ソナチネ」（９３年）以降、北野武監督（ビートたけし）作品に欠かせない俳優となった。

　高橋は大杉さんの死について「まだ信じられないのが強い」と語り、コメントを終えると涙をぬぐった。