大杉漣さん 急逝直前の19日にNHKドラマも収録 原発事故シリーズ
俳優・大杉漣さんが亡くなる直前に、テレビ東京「バイプレイヤーズ」とは別のドラマの収録に参加していたことが22日、分かった。NHK総合「NHKスペシャル メルトダウンFile07 AI徹底分析 原発事故全記録(仮)」(3月17日後9・00)で、収録は19日に行われた。
関係者によると、大杉さんは変わった様子なく、収録に参加していたという。訃報を受け協議の結果、当初の予定通り放送することが決まった。
同番組は、2011年の東日本大震災で発生した東京電力福島第一原子力発電所事故を、独自取材と専門家による科学的検証を重ねて真相に迫り続けてきた「メルトダウン」シリーズの第7弾。大杉さんはシリーズのレギュラーとして出演中で、当時の現場の様子を再現したドラマで吉田昌郎所長役を演じている。
なお大杉さんの代役や次回の放送など、今後については未定という。