ナインティナインの岡村隆史が２２日深夜に放送されたニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」で、２１日に急逝した俳優・大杉漣さんとの思い出を語った。

　岡村は番組のエンディングで「皆さんご存知だと思いますが、大杉漣さんが亡くなられまして…」と切り出し「本当に突然のことでしたのでほんまにまだ、信じられないような気持ちなんですけど」とコメント。気遣いの大杉さんの人柄を偲び「今日、しんみり放送してたら『ちょっと止めてよ～』って天国から言わはるような方でしたので、（コメントするのが）最後の最後になってしまった」と、大杉さんについて触れたのが番組エンディングになってしまった理由を語った。

　岡村は、大杉さんが「（ビート）たけしさんのお話をすることがよくあって…」と、大杉さんが世に出るきっかけとなった映画「アナログ」の監督だったビートたけしを話題にすることがよくあったとし「僕が、たけしさんが書いたアナログっていう本に『サインを頂いたんです、休憩中だとあれなんで、収録中にもらったんです』と話したら、『ぼくもサインもらおうかな』って。次の週に『岡村君、僕もサインもらったよ』って」と喜んでいたことを明かした。

　「ぼくみたいな若い人間でも同じように目線を下げて、気遣ってもらい有り難かった。心から御冥福をお祈り致します」と天国の大杉さんに感謝を伝えていた。