竹下景子 大胆ソープ嬢役挑戦のワケは「お嫁さんにしたい女優」への反発
女優の竹下景子(64)が24日放送のTBS系のトーク番組「サワコの朝」に出演し、かつて「お嫁さんにしたい女優ナンバー1」と呼ばれたことへの反発もあって、同局系ドラマ「モモ子シリーズ」でソープ嬢を演じるという大胆な転機を迎えた経緯を明かした。
東京女子大在学時からクイズ番組「クイズダービー」に出演し、知的な印象で知られた。政治家・荒船清十郎氏と対談した際に「息子の嫁さんにしたい」と言われたことから、「お嫁さんにしたい女優」のイメージが定着。しかし本人は「そういう(家庭的な)役柄や家庭用品のCMを随分いただいてお世話になったのは事実ですが、いやそうじゃない、そうじゃないという後ろめたい気持ちがあったのは事実でした」と振り返った。
MCの阿川佐和子に「反抗心?」と問われると、竹下は「ちょっと窮屈な感じはありました。だから多分、ソープ嬢の役柄に飛びついたんです」と告白。1982年から15年間にわたり放送された単発ドラマ「モモ子シリーズ」で主人公のソープランド嬢を演じ、話題となった当時を回顧した。
ドラマは市川森一氏の脚本で「まるっきり私の中にないものを、という発想で生まれた企画。このチャンスを逃したら私は二度とこの役と出会えないと引き受けた」という。「怖いもの知らずな時期だったんでしょう」と話し、結果的に演技の幅を広げられたことに感謝していた。