タレントのビートたけし（７１）が２４日、ＴＢＳ系の情報番組「新・情報７ｄａｙｓ　ニュースキャスター」に出演し、今月２１日に急性心不全のため急逝した俳優の大杉漣さん（享年６６）について「自分に近い人の死っていうのはこたえるね。片割れがいなくなるようなさみしさがあるね」と涙ぐんだ。

　たけしは「ソナチネ」（１９９３年）で大杉さんを抜てきし、大杉さんの最後の映画になった「アウトレイジ　最終章」（１７年）まで１０作品で起用した。「『アウトレイジ』もね、結末は、漣さんが、申し訳ないけども、死ぬ役なんだよね。だから、俺が生かして俺が死なせたみたいな、妙な気になって」と心情を吐露した。また、２２日にマネジャーから訃報を聞かされ、あまりの衝撃でしばらく頭が真っ白になったことも明かした。