俳優の梅沢富美男が２７日、読売テレビ「情報ライブ　ミヤネ屋」に出演し、平昌五輪フィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦の記者会見での言動に「ちゃんと分析してる」と感嘆した。

　羽生は日本記者クラブでの会見で、「将来家族を持ちたいか」と問われて「なんて答えたらいいのか分かりませんが」と笑みを浮かべた。その後、「これからも１人の人間として普通に生きなければいけない。たまに特別な存在としてこうやって色んなところに立って座ってしゃべって、滑って。そういうことを皆さんといろいろ共有しながら生きなければいけない時間もたぶんあると思います。ただ、それは今しかできないことだし。色んな幸せ、色んな葛藤。そういうものを皆さんと分かち合える幸せ、というものを大事にしたいと今は思っています」と慎重に言葉を選んだ。

　梅沢は「今だからこういう所に立たせてもらっているとちゃんと分析してる。私とそっくりですね！」と言って共演者の笑いを誘った。宮根誠司アナウンサーは「常に出る方ですからね。あれだけ忙しいのに断らないで、テレビ番組一杯出て」と梅沢が舞台をこなしながらバラエティー番組に多数出演していることを指摘した。

　梅沢は「今だからです。分析してるんです。今だからみんな声かけるんです」と応じた。これに宮根アナは「声かけられなくなったら売れなくなったてことでしょ」とし、「４年間、羽生選手は１人で地道に努力して、今度また会いましょうねってことですよね。富美男ちゃんとは違うわけよ」と笑いを誘った。