演歌歌手の小林幸子（６４）やフリーアナウンサーの中井美穂（５２）、タレントの篠原ともえ（３８）、俳優の鈴木福（１３）ら芸能界のカレー好き１３組が「カレーライスオールスターズ」を結成し、ＣＤデビューすることが２７日、分かった。くまモンの生みの親で放送作家の小山薫堂氏（５３）と音楽プロデューサーの松任谷正隆氏（６６）が企画し、デビュー曲「カレーライスのうた」（３月４日楽曲配信、５月２日ＣＤ発売）を制作。愛のスパイスを詰め込んだ“カレー風味の「Ｗｅ　Ａｒｅ　Ｔｈｅ　Ｗｏｒｌｄ」”が完成した。

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　♪ボク人参（にんじん）きらいだよ　だけどカレーライスは大好きさ…と子供目線でつづった究極のカレー賛歌は、小山氏がパーソナリティーを務めるＢＳフジ「東京会議」（土曜２４・００）の番組企画から誕生した。

　きっかけはカレー通の小山氏が、ネットの評判を聞いて数年前から行きつけにしていた山形県のカレー屋「ばんこう花」の店主、山川恒一さんの鼻歌ソング。２０１６年１１月に企画が始まり、松任谷氏が仮編曲、カレー研究家でもあるホフディランのボーカル・小宮山雄飛（４４）がプロデュースを担当し、一曲にまとめあげた。

　さらに小山氏は「カレー好きミュージシャンたちの力を借り、カレーの『Ｗｅ　Ａｒｅ　Ｔｈｅ　Ｗｏｒｌｄ』を作れないだろうか」と構想。華麗なるカレー好き人脈の中から、初めてのレコーディングとなった中井ら、年齢もジャンルも違う１３組の「オールスターズ」が集結した。

　昨年７～９月にかけてレコーディングを済ませ、カレー好きのレコード会社関係者の目に留まり、デビューが決定。小林がこぶしを利かせて歌うなど遊び心満載で、篠原は「お子さまと一緒にワイワイ歌えるからパーティーソングにぴったり」と振り返っている。