松岡修造に称賛の嵐 平昌五輪の解団式の様子に極楽加藤「松岡さんが一番熱かった」
メダルラッシュに沸いた平昌五輪の日本選手団の解団式から一夜明けた28日、応援団長を務め、テレビ朝日系のキャスターを務めた松岡修造への称賛の声が吹き荒れた。
テレビ各局は前日の解団式の様子を放送。松岡がメダリスト以外の選手にも敬意を示し、1次リーグで敗退したカーリング男子に対して「これが大きなきっかけとなり変わっていく」と呼びかけたり、躍進を遂げたスピードスケート女子を指導したヨハン・デビットコーチに「ヨハンは日本人になった!」と称賛したりする姿を放送した。
日本テレビ系「スッキリ」では「松岡修造アドリブで暴走?」という見出しで注目。MCを務めるお笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次は「結局、松岡修造さんが一番熱かった」と笑い、ハリセンボンの近藤春菜は「松岡さんの熱さのおかげで、普段みられない選手の困惑している顔とか、見られて良かった」と喜んだ。
TBS系「ビビット」で、MCを務める女優の真矢ミキも「松岡さん、世界を知っている方の質問がやっぱり良かった」と絶賛。国分太一も「素通りする人に怒ってましたからね。『立ち止まれ、選手来るぞ!』って」と笑った。
都内で行われた解団式では、松岡が詰めかけた5000人のファンに対して「可能であれば、大事なのはリアクション。選手が話をしている時にこううなずいてあげる。じゃあ練習」とリハーサルを敢行。「そう!それがすごくいい!むちゃくちゃ話しやすい」と呼びかけた。
こうした姿に現場へ駆けつけていた教育評論家の尾木ママこと尾木直樹氏も、ブログで「ミッドタウンには既に松岡修造さん 1人で前座?凄い人です!」とつづるなど、称賛の声が相次いだ。
松岡はフィギュアスケート女子で惜しくもメダルを逃して4位だった宮原知子に、演技後のインタビューで「ショートもフリーも自己ベスト。このオリンピックで本当に自分を超えた。おめでとうと言いたい」と声をかけるなど、常に前向きな言葉をかける姿が共感を呼んでいる。
改めて松岡のパワーに注目が集まった平昌五輪。ネットでも「松岡修造さんのインタビューに心動かされて、こちらが涙してしまった」、「アスリートやスポーツへの思いがあふれて、ブラウン管のこちらの共感を得るところがすごい」、「どんなに年下の選手に対しても“さん”や“くん”や“選手”と敬称を付け、リスペクトを忘れない。感情的にならず質問も外さない」との投稿が続いた。