第104期生華麗に巣立ち 宝塚音楽学校卒業式 4月27日初舞台
タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校の卒業式が1日、兵庫県宝塚市の同校で行われ、第104期生40人が巣立った。
首席で「小林一三賞」を授与された総代・越智愛梨さんは「宝塚歌劇団では『清く正しく美しく』の教えを心に深く刻み、果てしない芸の道を歩んでいきます」と力強く宣言。
小林公一校長(58)は、平昌五輪での日本選手のメダルラッシュについて触れ、「努力したから夢がかなったわけではない。努力しなければ夢はかなわない」と若い力と可能性にエールを送った。
今年は日本舞踊で抜きんでた生徒に与えられる「花柳禄壽賞」が4年ぶりに選出され、小島風樹さんが受賞。星組トップ娘役・綺咲愛里の妹・三徳美沙子さんは皆勤賞を受けた。
卒業生は4月27日に宝塚大劇場で開幕する星組公演「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」(~6月4日)で初舞台を踏む。