加藤浩次、激怒 山中に勝利のネリは「自分の連勝伸ばしたいだけ」
極楽とんぼの加藤浩次が2日、日本テレビ系「スッキリ」で、減量失敗のままリングに上がり、山中慎介に2回1分3秒でTKO勝ちしたルイス・ネリに対し「自分の連勝を伸ばしたいだけ」と激怒した。
番組では、山中とネリの試合を振り返り、山中はこの試合を「最後」と話したことなどを紹介した。
VTRを見終わった加藤は厳しい表情で「敢えて言わせてもらう」と切り出し、「昨日言ったが、(ネリは減量失敗で山中とは)2階級違う。これは(パンチの威力など)全然違う。だから階級分けっていうのがある。これ(減量失敗でリングに上がること)を許したら、階級分けの意味が全く無いし、ボクシング自体が衰退する」とバッサリ。
そして「ネリ選手は自分の連勝記録を守りたかっただけ。守れるならチャンピオンベルト返上してもいいよって」と、リングに上がったのはネリの身勝手な理由だったと推測し、「こういうことが多々起きている。見るモチベーションもなくなる」とガッカリした表情を浮かべた。
最後に、山中の妻が言った「主人の努力はなんだったのか」という言葉を紹介し「本当にそう思う。(ボクシング界は)考えないとダメ」と訴え、それでも立ち向かった山中へ「逃げずによく頑張った」と労っていた。