石橋貴明 ANN降板の確執を激白 原因はさんまも怒らせたM氏
とんねるずの石橋貴明が1日深夜に放送されたニッポン放送「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」(ANN)にゲスト出演。かつて圧倒的な聴取率を誇っていたとんねるずが、ANNをやめたきっかけになった“事件”について明かした。
とんねるずは1985年から92年10月までANNを担当していたが、ある確執が理由で降板した。その“事件”についてリスナーから質問されると「宮本のせいです」と即答。「宮本」とはANNなどを担当した元ニッポン放送の名物ラジオプロデューサーで、現在は関連会社の社長を務めているM氏とみられる。
石橋によると、秋元康氏の映画の試写会の2次会で、バブルガム・ブラザーズのブラザー・コーン(Bro.KORN)の隣にいた時、「宮本」氏が横にやってきて、「コンちゃん、コイツら(とんねるず)、オレの仕事断るんだよ」と突然言い放ったのだという。とんねるずは当時、別の仕事があったため、ニッポン放送が山手線を貸し切って行うイベントのオファーを断ったが、それについて絡んできたという。
石橋は「ちょっと待って。オレたち、なーんもアンタの世話になってない。全て違う人がオレたちと組んでくれた。アンタは三宅裕司さんの番組やってた人だ。アンタには何のお世話にもなっていない。『こいつら』呼ばわりされる覚えはない」と怒ったことを冷静に明かした。
翌週、石橋はANNのレギュラーをボイコット。相方の木梨憲武が一人でパーソナリティーを務めた。
石橋は「気付くと“宮本亭”は色んな人ともめてた。明石家さんまさんとかも出なくなった」とさんまとニッポン放送との確執についても同じ「宮本」氏が原因だったことを明かした。
さんまは昨年4月、29年ぶりにニッポン放送に自身の番組で出演。ANNの後にもレギュラー番組を持っていた同局と“絶縁”した理由について「ニッポン放送から、野球の中継に出てほしいと口説いてもらったけど、スケジュールの都合でできませんと断ったんですよ。でも、スタッフの人が大阪のラジオの生放送中にまで来てお願いされて。”生放送は無理だけど、録音なら“と野球の話を録音したんですよ。そしたらなんと、生でやっている体で俺のコメントを野球中継に差し込んでいきはったんですよ。うまく編集して。ええ加減にせいよと。全部裏切られたなと。不信感を持ってしまって、もう、やってられませんと辞めました」と告白していた。