安倍首相が“ボヤキ節” 時間オーバーの国会からパーティーにハシゴ
安倍晋三首相が2日、都内で行われたBSフジの「プライムニュースの集い」に、参院予算委員会から駆けつけた。予算委は予定時間を超えて午後6時前まで続いたが、約1時間後には会場に到着。「私は本当に忙しいんです!7時間に及ぶ論戦を経てやってまいりました」と、森友学園問題や働き方改革関連法案で長引いた審議を振り返って“ボヤキ節”が飛び出した。
「BSフジLIVE プライムニュース」は放送10年目の今年、地上波やインターネット配信でも統一ブランドとして展開する。
安倍首相は「プライムニュースには自民党が野党だった時代から出演し、総理になってからなんと10回も出ている。なぜかというと演出がいいから。至ってシンプルで」とヨイショ。4月2日から地上波の「プライムニュース イブニング」に異動する反町理キャスターに「地上波には向かないかもしれないが…」とユーモアを交えたエールを送った。
他にタレントのデーブ・スペクター、映画監督の山本晋也氏らが出席。2月26日の働き方改革関連法案についての論議で、苦笑いを漏らした安倍首相に「許せない!」と激高した希望の党・玉木雄一郎代表の姿もあった。