中尾翔太、21歳胃がん 闘病への覚悟を示す EXILE弟分
EXILEの弟分に当たる9人組ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSのパフォーマー、中尾翔太(21)が3日、胃がんを患っていることを公表した。昨年末から体調不良が続いたため、精密検査を受け、がんが見つかったという。当面は芸能活動を休止するが、公式ホームページに「絶対に勝ちます!待っていてください!」と力強い言葉で、闘病への覚悟を示した。
デビューを夢見て歩き始めていた21歳を、無情の病魔が襲った。「突然の事で最初は戸惑いましたが、徐々に現実を受け止めこの病気と闘って行こうと決意しました!」。がんという衝撃的な病名にも、中尾は気持ちを切り替えて前を向いた。
昨年12月30日と今年1月20日に出演予定だったライブは、体調不良を理由にキャンセルしていたが、今後は活動を休止して治療に専念。「いつも応援してくださっている皆さんに、パフォーマンスや活動で、元気な姿を早く見せられるよう全力で頑張ります!」と復活を約束した。EXILEのリーダー・HIRO(48)も、「この病気との闘いをEXILE TRIBEメンバー全員で一丸となってサポートしていきたいと思います」と結束を誓った。
FANTASTICSは、ダンススクール「EXPG」に在籍していた中尾らに、EXILEの世界(27)と佐藤大樹(23)を加えたパフォーマー7人で、16年12月に結成。先輩グループのGENERATIONSらも経験した、武者修行と題した全国各地でのフリーライブで、知名度を上げていった。
不在だったボーカリストも、4年ぶり開催となったオーディション「VOCAL BATTLE AUDITION5」で八木勇征(20)と中島颯太(18)に決まり、17年12月に加入。9人体制で本格始動したばかりだが、いきなり中尾離脱という“試練”にぶつかった。