内村光良 欅坂との紅白コラボ&メンバーが倒れた場面の裏話「すごいプロ根性」
タレントの内村光良が4日放送のNHK総合「シブヤノオト」に出演し、アイドルグループ・欅坂46のメンバーと、昨年12月31日の「第68回NHK紅白歌合戦」の裏側を語り合った。
同グループは紅白で「不協和音」を歌唱後、総合司会を務めた内村とともにサビ部分をコラボで再度披露した際、メンバーが次々と倒れるという事態になった。
内村は「コラボする1、2曲前に、スタッフから『何人かがもう踊れないと思います。もしかしたら内村さん1人でセンターに立つかもしれません』と言われた」と、メンバーの体調不良が伝えられていたと明かした。
それでもコラボの場面になると、鈴本らメンバーがふらふらでステージに来たのを見て「すごいプロ根性を感じた」と感動したという。鈴本美愉は「全部覚えています」と答えた。内村は「みんなで声をかけている真ん中におっさんがいて。『不協和音』っていうのはそれだけ、思い入れが強いんだね」とねぎらった。
菅井友香は「ダンスもハードですけど歌詞も強くて。気持ちも入れて、また体力もいった」と説明した。守屋茜も「紅白にかける思いはみんな強かったので、気合入れてやっていました」と振り返った。
内村は、クライマックスでふらつく平手友梨奈に声をかけた場面について「本当に大丈夫?って聞いたんです。最後まで、なんとかみんな頑張ってほしいという気持ちを込めて。ふらふらだったから。あの怒濤(どとう)の現場は、あそこに立った者にしか分かりませんよ!」と力説した。
菅井が「メンバー一同、内村さんに感謝していて、大好きだと。ちゃんとお礼を申し上げたいと思っていました」と頭を下げると、内村は「できた子たちだよ!」と、涙をぬぐうしぐさを見せた。
NHKは紅白放送後、平手、鈴本、志田愛佳の3人が過呼吸のような状態になったと回答していた。