マツコ、連発の国民栄誉賞に「数が多すぎやしませんか?」
タレントのマツコ・デラックスが5日、フジテレビ系「バイキング」に生出演。男子フィギュアの羽生結弦に国民栄誉賞が授与される見込みであることを受け、「羽生君がもらう、もらわないは関係ない」とした上で、「数が多すぎやしませんか」と同賞受賞者が多すぎるのではと疑問を投げかけた。
番組では、羽生に国民栄誉賞が授与される見通しとなったニュースについて議論。番組1000回記念ゲストとして出演したマツコは意見を求められ「羽生君がもらう、もらわないとは全く関係ない、それはおめでたい話」とした上で、「私が若かった頃に比べると、ちょっと国民栄誉賞の価値が下がったかなっていうのはすごく思う」とコメント。もしも羽生が決まれば、2012年の第2次安倍政権になって歴代最多の7人目の国民栄誉賞となるが、その人数が多いために「価値が下がった」との意見を上げた。
マツコは更に「(昔の国民栄誉賞は)文化勲章に匹敵するぐらい。美空ひばりさんだって、亡くなってからでないともらえなかった」と、以前の国民栄誉賞は“希少価値”があったと指摘。「それをこんなに連発してしまって、特に安倍さん大好きだから、(賞を)あげるのが。ちょっと価値を下げちゃってない?」「羽生君だから、伊調さんだからと言っているのではなく、数が多すぎやしませんかってちょっと前々から思っていた」と、国民栄誉賞に対する印象を語り、坂上忍も「そう思う」と同調していた。