俳優の内野聖陽（４９）が５日、都内で行われたＮＨＫの主演ドラマ「どこにもない国」（総合。前編２４日、後編３１日、後９・００）の会見に出席した。終戦後、旧満州に取り残された１５０万を超える日本人の帰国を実現に導くためにわが身を捨てて奔走した男らの一人・丸山を熱演。内野は、「僕らが平和の意味を語るためには学習していかないと出来ないかなと、満州絡みの本を借りあさった。延長、延長で借りていた」と猛勉強したことを明かした。

　共演者の満島真之介（２８）は髪の色で驚かせた。写真撮影の際に内野が「帽子は失礼？」と報道陣に声をかけると、満島はどぎまぎしながら帽子を取って虹色のようなカラフルな短髪をお披露目。シリアスな今作とは異なる印象だけに、「違いますよね…」と再び帽子をかぶった。

　関係者によると、今作とは別の作品のために染めているという。また、丸山の妻役を演じる女優・木村佳乃（４１）はインフルエンザのため欠席した。