月亭八光ニヤリ、桂文枝進退で注目の会長選挙「面白くなると思います」
落語家・月亭八光(40)が5日、芸歴20年を記念した公演「月亭八光 約20周年記念祭り」(23日、大阪・なんばグランド花月)の発表会見を大阪市内で行った。
会見の席上、近く行われ、桂文枝会長(74)の進退に注目が集まる上方落語協会の会長選挙の下馬評を聞かれると「その話、やめてもらえますか」とニヤリ。「我々、情報が入ってこない下々が集まると、必ずその話になります。どうなんねんやろと」と明かした。
現在、会長8期目の文枝が、昨夏に続投に意欲を示すも、年末からスキャンダル報道に見舞われた。
八光は、父親の月亭八方(70)の会長就任の可能性については「僕も年齢的にはオヤジも、と考えたこともありますが、ないですね。大変な役職ですから」と語った。
八光は上方落語協会の総会について「落語家は個人商店なので、総会はそのへんのイベントよりおもしろいですよ。皆が自分の意見を持ってるから、なんでそんなケンカするのと思うくらいケンカしますし、質問の口調からして怒ってるし」と明かし「たぶん今度の会長選挙もおもしろいと思います」と笑わせていた。
八光は、96年に父・月亭八方(70)に弟子入りし、今では関西で冠番組を含めて番組出演数がトップクラス。会見では「よくよく調べたらもう20周年を過ぎてて、22年でした。コネだらけの仕事が山盛り入り、奇跡的な運と、育ちの良さでここまで来られました」と感謝した。