ゲイ公表の米フィギュア五輪代表 大胆衣装でアカデミー賞
平昌五輪にアメリカ代表として出場したフィギュアスケートのアダム・リッポンが4日(現地時間)、「第90回アカデミー賞」の授賞式に出席した。プライベートでも仲のいい同女子代表の長洲未来とレッドカーペットに姿を見せ、大胆なファッションで米メディアを驚かせた。
この日はモスキーノのタキシードに、ハーネスを着けて登場。石田純一ばりに靴下をはかないノーソックススタイルで登場。タキシードの下にハーネスという大胆なファッションに、米ピープル誌は「SMにインスパイアされた衣装で…」などと表現。ニューヨーク・ポストも「アダムリッポンがJames Bond-ageになって登場」などと「007」のジェームス・ボンドとボンデージをひっかけた表現で独特のファッションに注目した。
08、09年世界ジュニア王者のアダム・リッポンは、15年秋、同性愛者であることを公表(カムアウト)。ゲイと公表して米冬期五輪代表として臨むのは、正式には初のケースとなった。平昌五輪では、団体戦で銅メダルを獲得。個人では10位だった。