美川憲一 車イスから立ち上がった! 左足首骨折から29日「痛みに勝ったのよ」

 2月4日に左足首を骨折し、同7日に手術を受けた歌手の美川憲一(71)が5日、都内の所属レコード会社で会見し、術後の経過を報告した。美川は骨折した左足首のレントゲン写真と術後の生々しい写真も公開。「骨折がこんなに痛いものとは思わなかった」としながらも、質疑応答では車イスから立ち上がって受け答えし「骨折の痛みに私が勝ったのよ!」と宣言した。

 車イスで会見に現れた美川は、まず報道陣に「笑ってちょうだい!自分の不注意から、お見苦しい所をお見せして申し訳ありません」と頭を下げた。

 事故は2月4日の夜に起きた。東京・六本木のライブハウスで行われた寺尾聰(70)のライブに出向いた際、階段で足を踏み外し、転倒。左足首を外側にひねり、当初は捻挫と思っていたという。痛みが引かず、同5日に病院で検査を受けたところ「左足関節外果骨折」で全治2カ月と診断され、同7日に手術を受けた。

 美川は「2、3段落ちたのかしら。階段の境が見えなかったの。ポキンと音がして“ああ、やっちゃった”と思ったけど、今までも捻挫ですんでたから」と事故を振り返った。ライブハウスには2時間半ほどいたが、結果的に氷で冷やし、湿布を貼ったのが「よかったみたいよ」という。

 この日は車イスに座っての会見だったが、質疑応答が始まると「立とうか?」と左足首を見せながらの受け答えに変更。2月7日の手術は全身麻酔で約3時間におよんだが、美川は「自分はまったく分かりませんでした。プレート入れたので10針ぐらい縫ったんじゃない。プレートは来年ぐらいに外そうかと思っています」と明かした。現在はリハビリの段階。「歩くことがリハビリだっていわれてます。歌には全然影響ないの」と苦笑いした。

 入院中にはし瓶の使用を勧められたが「私の中でし瓶を使うことは許されないの。点滴を持ってベッドから下りて、そっと歩いてトイレに行きました」と美川流の美学を貫いたとも告白。骨折と新曲「春待ち坂」の発売が重なったため「仕掛けじゃないの?」という人もいたというが、「歌詞の中にあるようにしぶとくしぶとくよ。精神力。骨折の痛みに私が勝ったのよ」と宣言した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス