本田望結 フィギュアとの二刀流は継続 自身の五輪は「遠い遠い所」
女優でフィギュアスケーターの本田望結(13)がこのほどアニメ映画「リズと青い鳥」(4月21日公開)の公開アフレコを行い、会見にも応じた。女優とフィギュアスケートの“二刀流”を続ける本田は、平昌五輪での日本勢の活躍を称えた。自身の五輪出場について「五輪は遠い遠い所です」と語った。
姉の真凜は昨年12月の全日本選手権で7位に終わり、平昌五輪の出場を逃した。取材会では、日本勢の大活躍で終了した五輪にも触れ「見ていました。すごく早かった。アッという間に終わってしまいましたね。皆さんに感動しました。特にスケートでは皆さん素晴らしかった」と称賛。一方、自身のスケートには「好きでやっているだけですから。五輪は遠い遠い所です」と口にした。
今後も女優とスケーターの“二足のワラジ”を履くが「本田望結じゃないとできない演技と滑りをしていきたい」と誓った。
今回が初挑戦となった劇場アニメの吹き替え。湖の近くの家で1人暮らししているリズと、倒れているところをリズに助けられる少女の2役を演じた。本田のアフレコ起用は山田尚子監督(33)直々のご指名。同監督は本田の収録にも立ち会い「素晴らしい!」と絶賛したという。
2役の演じ方を考えていた本田に同監督は「なんとなく違いがある方がいい」とアドバイスを送っており、本田は「性格というか、しゃべり方のテンションの高い低いでやってみました」と明かした。さらに「監督はとても優しい方で、2役ということで不安はあったけど、途中から楽しくなって来て、あっという間に終わってしまいました」と収録を振り返っていた。