歌手・ダイアモンド☆ユカイ（５５）が６日、都内で行われた「角川映画　シネマ・コンサート」（４月１３＆１４日、東京国際フォーラム）制作発表に出席した。

　「犬神家の一族」（７６年）、「人間の証明」（７７年）、「野性の証明」（７８年）のダイジェスト映像とともに、サウンドトラックを生オーケストラで楽しむイベント。松崎しげる（６８）とともにゲストアーティストとして出演するユカイは、当時ジョー山中さんが歌った「人間の証明のテーマ」を披露する。自分で「マザコン」というユカイは「強烈な曲。１回聞いたら耳を離れない。最初の『ママ』でやられちゃう。青春時代のすべてといっていい楽曲。去年、母を亡くしまして、泣かないように心を込めて」と熱唱を誓った。

　また、イベント当日に大野雄二と“ＳＵＫＥ－ＫＩＹＯ”オーケストラを率いる作曲家・大野雄二氏（７６）から「ちょっと（一緒に）やってみたかった」と言われたユカイは、「ありがとうございます」と感激。「野性の証明」エンディング曲「戦士の休息」を歌う松崎、大野氏は「憧れの先輩」といい、「７０歳（現役）を目標に。７０歳までにレッド・ウォリアーズで全国ツアーをやりたい」と宣言した。

　この日は１２日に５６歳を迎えるユカイにサプライズでバースデーケーキが贈られた。ただし、「犬神家の一族」を意識した水面から突き出た両足がイメージされており、「怖い感じ」とおびえていた。

　イベントでは石坂浩二（７６）をゲストにトークショーも行われる。