古村比呂、待望の抗がん剤治療を開始 白血球数少なく一度延期
がんの再々発を公表した女優の古村比呂が6日、ブログを更新し、3回目の抗がん剤治療を開始したことを報告した。古村は2月28日のブログで白血球の数が減少していることから抗がん剤治療が延期となったことを明かしていた。
古村は「白血球数が上がり、3回目の抗がん剤治療を受けております」と報告。病院内で黒いニット帽をかぶり、マスクをした自撮り写真をアップすると「『ガン細胞さん、本来あるべき姿になりますように』私も治療に集中します。治療できることに感謝します。皆様にも感謝します。ありがとうございます」と、応援してくれたファンへの感謝の思いもつづった。
古村は2月28日のブログで、抗がん剤治療が延期となったことに「抱えてきた気合いがヒューとしぼんだ風船のようにちっちゃくなっちゃった」と、治療できなかったことに肩を落とすコメントをつづり、現在の状況として「限りなくレッドカードに近いイエローカードの細胞たちのサイン」と想像以上に体の回復が遅れていることにショックをにじませていた。それだけに、ようやく抗がん剤治療を受けられたことに心から感謝していた。
古村は11年に子宮頸(けい)がんを発症し、12年3月に手術。17年3月に再発し、1カ月の治療で再び治癒したとされていた。だが昨年11月にがんが再々発したことを今年2月に公表している。