野村宏伸、びんびん時代は年収2億も勘違い拍車で仕事激減 その時田原俊彦は…
俳優の野村宏伸が6日にテレビ東京系で放送された「ありえへん∞世界」で、大ヒットドラマ「教師びんびん物語」時代に2億円もの年収があったにも関わらず、自身の勘違いな態度から仕事を失ったこれまでを振り返った。
野村は「アノ芸能人の衝撃事件簿」と題したコーナーで特集され、田原俊彦との共演で大ブレークした「教師びんびん物語」時代を振り返った。仕事も増え「年収は2億円ぐらい」という時期が5年も続き、高級外車も「コンビニでアイスを買う感覚」で次々買い替えていったという。
更には28歳で2億4000万円の豪邸を購入。お風呂だけで10畳もあり、電気代も「寒い時期は月10万円」もかかるような広さだった。
そんな絶頂期にどんどん「勘違い」していってしまい、街でファンから声をかけられても「あ?だから何?」というような態度。仕事でも、教師びんびん物語で野村が演じた榎本のような「なよなよした役」はすべて断った。「同じような役はもう嫌だ。男っぽい役がやりたかった」。そんな時期に友人から次々と借金の申し込みが。金銭感覚も麻痺していたといい、総額で1億円近く貸し、今もそのお金は返ってきていない。
仕事をえり好みするなど迷走し続けた結果、40代から仕事は激減。家族に合わせる顔もなく、公園で時間をつぶす日々が続いた。ようやく入った仕事もギャラ1万円の学生映画。アルコールに溺れる役を演じることもあったという。
そんな時、教師びんびん物語の主役・田原俊彦との再会を撮らないかというテレビの依頼があり、24年ぶりに田原と再会。どん底の野村に田原は「大丈夫だ。お前は頑張れるよ」と励ましてくれたという。「あの人がいなければ俺はいない」とまで言い切り、この再会から「来る役は断らない」と、初心に返って仕事に専念していると振り返っていた。