江原啓之 尊厳死を希望 橋田壽賀子氏の「安楽死」希望に反対意見
スピリチュアルカウンセラーでタレントの江原啓之が7日、TOKYO MX「5時に夢中!」に出演。脚本家・橋田壽賀子さんの「安楽死」希望論に反対意見を唱え、尊厳死を希望することを伝えた。
江原は橋田さんが「安楽死したい」とメディアでたびたび発言していることを受け、江原氏は「『安楽死』は自殺幇助(ほうじょ)で、『尊厳死』は、私は賛成派なんですよ」と異議を唱えた。
自身は尊厳死を希望しており、「もし余命○カ月、と宣告されたら、積極的な(延命)治療はお断りするつもりなんですよ。自分自身は、胃ろう(口から食事をすることが困難になった人が、胃から直接栄養を摂取するためにお腹に作った小さな“口”のこと)もお断りしたい。緩和治療のみで、会いたい人に会って、伝えたいことを伝えて、充実させてこの世を去りたい」と思いを語った。
安楽死については、最期に携わった医師が心を病んだり、家族がずっとトラウマで苦しむケースもあるとし、「橋田先生のお考えはあるだろうけど、自分個人の問題だけで、それをただ『許せ、許せ』というのも。もっと影響力もある方なんで、世の中にはいろんな方たちがいて、それもちゃんと理解した上でね、作家の先生であるならば、それを理解して受け止める、ことも必要ではないか、と私は思うんですけども」と述べた。