大杉漣さん遺作「バイプレイヤーズ」最終回は大杉さんの顔アップから…

 2月21日に急逝した俳優大杉漣さん(享年66)が亡くなる数時間前まで撮影し、遺作となった、テレビ東京系「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(水曜、後9・54)の最終回(第5話)が7日、放送された。

 最終回は大杉さんの顔のアップから始まった。大杉さんは亀に扮しており、子供たちにいじめられていたところを、朝ドラの助監督に助けられ、「きちんと恩返しをさせていただきます」と竜宮城に連れていくことを約束する-という夢を見て目覚めた場面だった。田口トモロヲに起こされ「変な夢見ちゃったんだよ」と寝ぼけ眼で話し、田口が「何かの暗示かもよ、予知夢」と言葉をかけることから始まった。

 大杉さんは20日午後9時ごろに撮影を終え、松重豊ら共演者と食事をし、ホテルに帰った後の21日午前0時過ぎに体調異変を訴え、午前3時53分に帰らぬ人となった。

 収録は、2月28日放送分が3割、3月7日放送の最終回が3分の2未完成だったが、「ドラマを完成させてほしい」「継続してほしい」との声が殺到し、テレ東側も大杉さんなら“完走”してほしい、と思ったはず、として、ドラマの続行を決めた。撮影は2月28日にクランクアップした。

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