大杉さん最後の「バイプレイヤーズ」最終話は自己最高視聴率
2月21日に急逝した俳優・大杉漣さん(享年66)が出演していたテレビ東京系ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」の最終回が7日に放送され、関東地区平均視聴率が4・5%だったことが8日、分かった。
全5話の中で最も高い数字で、同局は「多くの方に見ていただけたのでは」と分析した。
最終回は大杉さんのアップから始まり、亀に扮(ふん)した大杉さんが子供たちに「竜宮城に連れて行かないと砂に埋めるぞ」「アウトレイジみたいにな」などといじめられ、「助ける監督と書いて、助監督です」と言ってやってきた朝ドラ助監督に助けられる夢を見て目覚めた…というコミカルなスタート。
大杉さん最後のせりふは「よっしゃ、じゃあ、行きますかね」。最後は遠藤憲一、松重豊、光石研、田口トモロヲの4人が黒いスーツで海岸に立ち、海に向かって「漣さん!ありがとう!」と絶叫し、幕を閉じた。
(視聴率はビデオリサーチ日報調べ)