デヴィ夫人 元経理スタッフに「憎しみが沸いてくる」…運営費を着服

CM撮影について笑顔で話すデヴィ夫人=東京・ベルサール御成門駅前(撮影・西岡正)
ハイヒールのオブジェに座り、笑顔を見せるデヴィ夫人=東京・ベルサール御成門駅前(撮影・西岡正)
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 タレントのデヴィ夫人(78)が8日、都内で、ファッション通販サイト運営会社「ロコンド」の新CM発表会に登場した。私服のドレスにハイヒール型のヘッドアクセサリーを合わせ、2メートルの巨大ハイヒールに腰をかけて、「なかなかカンファタブル(快適)ですよ。こんなすごい物を作って、美術の方、大変ですね~」とご機嫌。自宅のシューズクロゼットを写真で公開し、「300足ぐらいあって、ニューヨークの自宅にもございます…ちょっと自慢してるみたい?」とセレブ感を漂わせた。

 代表を務める芸能事務所「オフィス・デヴィ・スカルノ」(東京)の運営費を着服したとして、業務上横領罪に問われた事務所の元経理担当スタッフ・辻村秀一郎被告の第2回公判が12日に開かれるが、前回に続いて傍聴することを明言。「1年1カ月かかったので、最初は逮捕されたことでうれしかったですが、(真相が)明るみに出て憎しみが沸いてきています」と胸中を吐露した。

 また、芸能界のご意見番として、50年近く連れ添った妻と熟年離婚し、50代女性とスピード再婚した歌手・橋幸夫(74)に言及。「ご夫婦のことは2人にしか分からない問題。橋さんだけが若い方と結婚なさり、いいんじゃないですか。1度しかない人生、生きたいようにまっとうすれば」と理解を示していた。

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