たかまつなな ウブロの審査会で優勝!賞金200万円と副賞腕時計をゲット
お笑いタレントのたかまつなな(24)が8日、都内で行われたスイスの高級時計ブランド・ウブロが「未来を変革する女性」に贈る「HUBLOT LOVES WOMEN AWARD for Entrepreneurship2018」の最終審査会で起業などについてのプレゼンテーションを行い、5人のファイナリストの中から優勝に輝いた。賞金200万円と副賞のウブロ腕時計(99万円相当)を手にした。
同イベントはウブロが、時代を変える勇気を持った女性たちの今と未来を支えるために2016年秋にスタート。
午前中、たかまつは「笑える! 政治教育ショー・in国会」という作品タイトルでプレゼンテーションを行った。
現在、慶応義塾大学大学院で政治、教育、ジャーナリズムを学び、2年前に株式会社「笑下村塾」を設立。お笑いで社会問題を伝える出張授業を全国の学校で実施しており、若者の投票率が低いことを問題視。「若者の声が行き届く社会、政治の議論ができる社会を作りたい」と、夢を語った。
動機についても説明。学歴主義の家に育ち、「慶応に入らないと人ではない」という教育を受けたが、勉強嫌いで英語は赤点、学年でビリの落ちこぼれだったという。転機が訪れたのは中学3年の時。英語のスピーチコンテストでお笑いのネタをやったところ、寝ていたはずの生徒たちが大爆笑。「学年でビリの私に、みんなが食いついてる」と、お笑いの可能性を実感。「距離を置いてしまいがちの社会問題もお笑いを通せば、身近に感じさせる」と考え、プロのお笑い芸人になることを決意したことを明かし、本題では若者の低投票率の解決策や事業計画などについて熱く語った。
優勝に輝いた表彰式では「2年ほど前に会社を設立し、最初はお金も無くて貯金が底を突いたこともありました。銀行にお金を借りるのも大変でしたが、いろんな人に助けていただいて、こうしてステキな賞を頂けて、本当にうれしいです」と喜びを語り、優勝トロフィーと副賞の腕時計を手に、はじける笑顔を見せた。