正蔵&海老名香葉子氏、九蔵襲名騒動に無言貫く 三平は「言える立場にない」

東京大空襲の被害者のために焼香した海老名香葉子さん(手前)、林家正蔵(奥左)、林家三平(奥右)=東京・上野
東京大空襲の被害者の慰霊碑に手を合わせる(右手前から)海老名香葉子氏、林家三平、林家正蔵=東京・上野
東京大空襲の被害者の慰霊碑に手を合わせる海老名香葉子氏=東京・上野
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 落語家の故・初代林家三平さんの夫人でエッセイストの海老名香葉子氏(84)が9日、長男の林家正蔵(55)、次男の二代目林家三平(47)と共に、東京・上野にある東京大空襲の被害者の慰霊碑を訪れた。三遊亭好楽(71)の弟子、三遊亭好の助(35)が5月の真打ち昇進を機に、好楽の前名「林家九蔵」を襲名予定だったが、香葉子氏と正蔵からの“クレーム”で、一転して取りやめていたことが、今月に入って明らかに。報道陣から騒動についてコメントを求められた香葉子氏は、終始無言を貫き、正蔵も足早にその場を後にして、発言することはなかった。

 三平にも質問がおよび、「私は何も言える立場ではありませんし、私、(7日に好楽と)落語会も一緒にやりましたから」とわだかまりのなさをアピール。続けざまに「本人は何とおっしゃってました?」と聞かれたが、答えることなく、迎えの車に乗り込んだ。

 この日は当初、毎年恒例としている、1945年3月9日から10日にかけての東京大空襲の、慰霊式典を執り行う予定だったが、荒天を理由に中止に。香葉子氏らは焼香のために、現地に姿を見せた。開始予定の午前10時には雨はやんでいたとあって、100人を超す観衆が集まったが、三平は「来年は必ずやります」と理解を求めていた。

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