濱田祐太郎 R-1優勝で新規オファー50本殺到 脱一発屋宣言「20年続く」
ピン芸人日本一を決める6日の「R-1ぐらんぷり 2018」で優勝した、全盲に近い弱視の漫談家・濱田祐太郎(29)が9日、大阪市内で優勝報告会見を行い、「いまだに信じられない」と喜びを語った。優勝後は、50件ほどのオファーが届いたといい、「20年続くトークバラエティーをやりたい」と“一発屋”のジンクスを乗り越える意気込みを示した。
神戸市出身。拠点とする関西での凱旋会見で、「自分が優勝できたことが未だに信じられない。ホンマのできごとなのかな」と心境を語った。左目は見えず、右目は明暗が分かる程度しか視力がなく、ほぼ全盲であることをネタにもしている濱田。これまでは1人で移動することが多く、「普段は劇場の出番があってもマネジャーはいない」というが、「きょうは朝からサポートしてもらっています」とさっそくの“優勝効果”も明かしていた。
これからの活動については、「20年以上続くトークバラエティーをやりたい」と夢を描き、フジテレビ系「さんまのまんま」やTBS系「サンデー・ジャポン」に出演したいと意欲。「僕自身まだ、スケジュールを把握していない」と明かしたが、関係者によると、優勝決定後、50本ほどのオファーが届いたといい、現在、仕事を精査している段階。すでに今週末の生番組への出演も決定しており、「テレビも舞台も含めて、大阪を中心に活躍していけたら」と話した。