濱田祐太郎、想定外優勝でマネジャーがパニック起こした「辞退する?」
ピン芸人ナンバー1決定戦「R-1ぐらんぷり」で優勝した、ほぼ盲目の漫談家・濱田祐太郎(28)が10日、大阪・よしもと漫才劇場の公演に出演した。この日はR-1優勝後初となる舞台。
客席からの「おめでとう」の歓声に迎えられた濱田は、笑顔を浮かべて会釈。「ネタを2本やるんですが」と切り出した後に「R-1に1番いいと思うネタを2本持っていったんで、これからしばらく、面白くなくなります。みなさん、どうぞトイレ休憩に」と客席に促し、場内は笑いに包まれた。
また優勝が決まったときのエピソードとして、濱田の優勝を全く想定していなかったマネジャーが混乱して「一旦、(優勝を)辞退するか?」と意味不明のことを言い出し、濱田もその空気にのまれて、つい「そうですね」と返してしまったことも明かした。
この日のネタは「気を遣われることが多い」と、定食屋での失敗談や、駅員による丁寧すぎるエスカレーター誘導エピソードを披露。安定した笑いを起こしていた。