小西博之 がん患者に「夜は泣いて下さい」…自身も末期の腎臓がんから生還

 末期の腎臓がんから生還したタレントの小西博之(58)が11日、カンテレの「お笑いワイドショー マルコポロリ!」に出演し、「がんだけ闘病っていうのはダメ」「がんも治療なんです」「夜は泣いて下さい」と自身の体験から訴えた。

 小西は45歳の時に大量の血尿があり、精密検査の結果「末期の腎臓がん」と宣告された。2004年12月のことだった。医師は腫瘍の大きさは20センチもあり、これまでの腎臓がんの大きさで日本では5本の指に入る大きさであることを告げた。小西がステージのどのあたりかを問うと、医師は「今ここで死んでもおかしくない。君にステージは無い。即死レベルです」と告げた。「余命ゼロ」との通告に、小西は三日三晩、泣き明かしたという。

 冷静さを取り戻し、検査から2カ月後に手術。幸い、転移はなかった。術後、5年で医師から完治を言い渡された。小西はがん患者に「夜は必ず落ち込んで泣くことです」と訴えた。「みんな泣かないですよ、大人は。頑張るんです。がんだけ闘病っていうのはダメって言うんです。何で闘病というのか。水虫は?闘病って言わない。転移したなんて言わない。がんも治療なんです。闘病というと泣けなくなる」と感情を出して泣くことの大切さを強調。

 「だから患者さんに言うんです。夜は泣いて下さい。死にたくないって心の叫びを出したらちょっとぐっすり眠れますよって」と自身の体験から語りかけた。

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