オリラジ中田 家族のため休日求めたら批判も…働き方改革、いくつか仕事をたたもう
オリエンタルラジオ・中田敦彦(35)が11日、大阪市内で行われた大阪万博誘致PRイベント「ダイヤラッシュフェス」で講演を行い、自身の“働き方改革”について語った。
中田は「芸人は忙しい事が格好いいと考えていた」とデビューから10年以上無休で働いていたことを明かした。しかし、家庭を持った後に、妻の福田萌(32)から「売れたいのは分かるけど、これは異常」と言われ、初めて事務所に休みがほしいと求めたという。
中田は「これは当時、批判されたんです。先輩からもいろいろ言われました」と告白。中田は、どこの会社でも休みにくい空気があると思うとしたうえで、自身は板挟み状態の中で「嫁に怒られるほうが嫌だと思った」と笑わせつつ、週に1~2日は休みをきっちり取るようになったと説明した。
それでも、休日以外に仕事を詰め込んだため、なかなか妻の理解は得られなかったという。中田は「勝手なこと言いやがる。毎日プレッシャーの中、しゃべって、歌って踊って、コメンテータとしては炎上してるのに。腹が立った」と振り返った。
ただ一方で、「自分の稼ぎたい年収はマストか」「成功したいという考えに追い詰められてないか」と自分の考えを見つめなおし、最近は「少しサイズダウンできるんじゃないか」「普通でいい。無理せず普通に稼げる額がその人の生活のサイズ」と考えるようになったという。
「豊かさとはお金じゃなくて、楽しかったなと思える時間じゃないか」「がんばり過ぎず、食えるだけでいいと思えばすごい楽になる」と提起した。
今後に向けても「生活のためにやめられないと思っていた仕事もある」と明かしたうえで「いつかの、きつかったなと思う仕事をたたもうと今思ってます。少しづつ減らして、余裕もって、やりたいことやりたいと思ってます」と語った。