ココリコ田中、テレ東「池の水-」の企画書は「紙切れ1枚だった」

 ココリコの田中直樹(46)が12日、都内で行われた「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー’17/第23回AMDアワード」の授賞式に出席。出演中のテレビ東京系「池の水ぜんぶ抜く大作戦」が審査員特別賞を受賞したことを受け、「番組の話を頂いた時、企画書は紙切れ1枚。たぶん半分も埋まっていなかった」と明かした。

 同番組では得体の知れないものや外来種が存在する池の水を全部抜き、調査していく。昨年1月の放送1回目から大反響を呼び、視聴率も徐々に上昇。今年1月2日に放送されたスペシャル番組では、13・5%の高視聴率をたたきだした。(ビデオリサーチ調べ、関東地区)

 田中は「シンプルさがこの番組の一番の魅力。抜いてみないと何が出てくるか分からない。現場にいる演者、スタッフ、地域の方々みんなが同じ体験をするライブ感もこの番組の魅力」と熱弁。芸能界随一の動物好きとも知られるが「この番組を通して外来種がたくさんいることを知りました。人の手によって来ているので、そういうことをどうやって受け止めていくか、この番組のテーマにもなる」とも語った。

 池の周辺住民が2000人も駆けつけたことがあるなど、ロケ当日は“一大イベント”にもなる。今後に向けて、田中は「聞いたところによると、全国には約20万個の溜池があるそうなので、ひとつひとつ丁寧に(水を)抜いていきたい」と笑わせた。

 同賞は優秀なデジタル・コンテンツ等の制作者を表彰。「池の水-」は企画の大胆さと発想力、実現力が高く評価された。

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