浅野忠信の父、佐藤幸久被告に懲役2年、執行猶予5年の判決 浅野は姿見せず

 覚せい剤取締法違反(使用)の罪に問われた俳優・浅野忠信の父、佐藤幸久被告(東京都渋谷区)の判決公判が14日、東京地裁であり、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の有罪判決が言い渡された。

 佐藤被告は紺のスーツにグレーネクタイ。息子の浅野忠信は姿を見せなかった。佐藤被告は判決時は手を前に組んでうなだれた様子。過去2000年、08年に薬物事犯で有罪判決を受けており、今回が3度目となるが、薬物を断つ治療を既に開始していること、親族の監督があることから、執行猶予がつけられた。

 起訴状によると、昨年11月中旬ごろから同月30日までの間に覚醒剤を使用したとしている。警視庁が11月30日に逮捕していた。12月20日に起訴された。

 佐藤被告は浅野が所属する芸能プロダクション「アノレ」の代表取締役社長を務めていたが、逮捕の後に辞任している。

 浅野は父が逮捕された際に「僕も身内の一人として驚き、また心配もしております。父は大きな過ちを犯しましたが、僕にとってはたった一人の父ですので、今は父のことがとても気がかりです。家族として何か寂しい思いをさせてしまっていたのかな、と思うと今後はより支えあって多くの時間を父とともに過ごしたいと考えています」などのコメントを発表している。

 佐藤被告が社長を務めていた芸能事務所のアノレは、本紙の電話取材に対し「退職されている方で、こちらからお答えすることは何も無いです」と答えた。

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