たけし独立、出演の大河には「影響なし」 NHK総局長が見解
NHKが14日、定例の放送総局長会見を都内の同局放送センター内で開いた。2019年の大河ドラマ「いだてん」に出演するビートたけしが、所属するオフィス北野を3月いっぱいで独立することについて、木田幸紀放送総局長は「影響はないと思います」と質問に答えた。
木田放送総局長は「詳しくは聞いておりませんが」とした上で、「恐らく、撮影とか内容とかに影響はないと思います」との見解を示した。
契約を新事務所と結び直すことになるのかとの質問も出たが、木田放送総局長は「当事者間(オフィス北野や新事務所)の話し合いかなと思います。どういう契約関係になっているかも分かりませんけども、関係者で話し合って、どこかで線引きをするのだと思います」と回答した。
たけしが演じるのは“落語の神様”と呼ばれた昭和の大名人・古今亭志ん生。「一番尊敬する落語家。この役はうれしくて仕方ない」と発表時に喜びを語っていた。高座に立つ設定で落語の語り風に物語をナビゲートしていく役どころとなっている。