高杉真宙、声優デビュー「本当にやりたかった」 アニメ「君の膵臓をたべたい」
俳優の高杉真宙(21)が、劇場版アニメ「君の膵臓(すいぞう)をたべたい」(9月1日公開)の主人公・僕の声を担当し、声優デビューすることが15日、分かった。
原作となった作家・住野よる氏の同名小説が260万部を記録、昨年7月の実写映画化が興行収入35億円を突破した人気作“キミスイ”に挑む。漫画やアニメ好きの高杉は「驚き、うれしさや緊張がこみ上げてきた。自分が本当にやりたかったお仕事の一つなので、とても嬉しい」と初挑戦を喜んだ。
クラスで孤立する高校生・僕(高杉)と重い膵臓の病気を抱えるヒロイン・山内桜良を描いた劇場版アニメへの参加は、自身の声でつかんだ。16年8月に配信されたweb動画の朗読を聴いたプロデューサーが、「『僕』の声を見つけた。そう確信しました」とオファーを決めた。
テストアフレコも行い、「自分の入ったことのない世界にやっと踏み出した感じ」と新感覚を味わう。近々始まる本番に向け、「しっかりと自分らしく表現できたら」と気合を入れていた。
ヒロインの山内桜良役は期待の若手声優のLynn(りん・年齢非公表)に決まった。