俳優の梅宮辰夫（８０）が１５日、都内で生誕８０年・芸能生活６０年を祝う会を開催したが、会場入りの際に転倒し、大ケガを負った。

　梅宮が登場する前に、司会を務めた山田雅人（５７）が衝撃の事実を告げた。梅宮が開演の約４時間前に会場入り口で足をもつれさせ、頭から転倒。額の右側と右ほお、鼻を負傷し、急きょ病院で３０針縫ったという。会場からは「え～！！」と驚きの声が上がった。

　関係者は「中止になるかと思いました…」と冷や汗。梅宮は顔の半分近くを大きなばんそうこうで覆った痛々しい姿で登場した。「どんなことがあっても、お客様がいる限り、はってでも行く」とプロ魂を発揮し、「笑っておくれ、この顔。ブサイクだけど、勘弁しておくれ」と自虐ジョークで笑わせた。

　ケガをものともせず新曲「少し遠くて　少し近くて」など４曲を披露。娘の梅宮アンナ（４５）から「梅宮辰夫の娘でよかったです」と言葉を送られると「早く嫁に行けよ！！」と照れ隠ししていた。