広瀬すず、「ちはやふる」完結に万感…「本当にこの作品が大好きです」
女優の広瀬すず(19)が17日、都内で主演映画「ちはやふる-結び-」の初日舞台あいさつを行った。
2016年に2部作で公開された作品の完結編。この日のイベントは「卒業式」として行われ、「小泉徳宏監督からプレゼントがある」とアナウンスされると知らされていなかったキャスト陣がざわついたが、小泉監督からの卒業証書授与と分かると納得したような笑みを浮かべた。
上白石萌音(20)、優希美青(18)らが涙する姿を見つめた広瀬は、小泉監督から「誰しも驚くような才能、直感力を持ってるけど、それだけである程度まで突っ走れる。(その分)いつか壁にぶつかると思う。そんな時にこの映画を見てほしい」とエールを送られ、自ら両手を広げてハグを交わした。
16歳から約3年間、作品と関わってきた広瀬は「友達を通り越して家族と同じような感覚」と、共演者たちへの思いを告白。卒業生代表としては「寂しいも通り越して、ある意味気持ちいい。この作品に出合ったことで、何となく始めたお仕事が『やりたいことを見つけたかな』と思った瞬間があった。本当にこの作品が大好きです」と話した。