ピース又吉、真剣に改名考えた「又吉万国博覧会」…苦労時代に人が集まりそうと

近畿大学の卒業式でスピーチを行ったピース・又吉直樹=大阪府東大阪市
近畿大学の卒業式でスピーチを行ったピース・又吉直樹=大阪府東大阪市
近畿大学の卒業式でスピーチを行ったピース・又吉直樹=大阪府東大阪市
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 お笑いコンビ・ピースの又吉直樹(37)が17日、大阪府東大阪市で行われた近畿大学の卒業証書授与式にゲスト出席し、卒業生7000人に向けてスピーチを行った。

 又吉は、自身の若手時代の苦労などをユーモアをまじえて話しながら、人生は障壁や挫折もあって思うようには進まないことを伝え、「必ずしょんぼり排水溝を見つめる時が来る」「自分の夢や目標、ビジョンは、一度疑っておいたほうが、後々に強くいられます」と、超現実的なアドバイスを送った。

 2003年にピースを結成して数年後には「あまりに人気が出ないんで、人が集まりそうな名前に変えようと『又吉万国博覧会』に改名しようとしたことがあるんです」と明かした。加えて「人が集まるとなると駐車場が必要なので、相方に『綾部モータープールに改名してくれ』と頼んだら、却下されました」と笑わせた。

 ただ又吉は「周りから見たら迷走ですが、真剣に売れたい、世に出たいと、工夫を考えていました。そうしてもがいている中で、尊敬できる人に出会ったり、表現できる場所を与えてもらったりして、少しずつ芸人としてもらったりして、徐々にやっていける自信がついていったんです」と振り返った。

 スピーチ後に又吉は「いつかふと思い出してもらえたらいいなと、僕の人生で思ったことをお話しさせていただきました」と語った。「又吉万国博覧会」に関しては「僕は今でもまあまあ気に入ってるんで、タイミングがあれば使いたいです」と語っていた。

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