又吉、近大卒業式で“リアルすぎ”スピーチ 「人生は思い通りにいかない」
芥川賞作家でお笑いコンビ・ピースの又吉直樹(37)が17日、大阪・近畿大学の卒業式にゲスト出席し、卒業生5000人に向けてスピーチを行った。
大歓声に迎えられると、自身の若手時代の苦労などをユーモアをまじえ、「人生は思い通りにいかない」「夜にしょんぼり排水溝を見つめる時が間違いなく来ます」と厳しい現実を通告する“らしさ”全開。簡単に挫折しないために「自分の夢や目標、ビジョンも、先に一度疑っておくと、後々に強くいられます」とアドバイスした。
約10年前に人気が出ずにもがいた時代には「周りから見たら迷走ですが、人が集まるよう芸名を『又吉万国博覧会』に改名しようとまで本気で考えた。必死でした」と明かしていた。