石田純一 ニセ有栖川事件で「逮捕寸前でした」と告白
俳優・石田純一が19日、テレビ朝日で放送された「明石家さんまVS悩めるコンプレックス芸能人」に出演。2003年に、いわゆる“ニセ有栖川事件”で、被害者として事情聴取を受けていたが、実際には「犯人グループの一味だと思われ、逮捕寸前でした」と告白した。
ニセ有栖川事件とは、03年10月、大正時代に断絶した皇族「有栖川宮」を名乗って結婚披露宴を開き、祝儀約1300万円などをだまし取ったとして40代の男女が詐欺容疑で逮捕された事件。石田は同年4月、この2人が祝儀を集めるために開いたニセの結婚披露パーティーに参加したことで、東京地検の事情聴取を受けていた。
ニセ披露宴に参加した経緯について「知り合いのラジオ局のディレクターに『ちょっとでいいから顔出してくれ』って言われて。(スピーチして)すぐに帰ったんですが」と説明。その後、詐欺事件の“被害者”として検察の事情聴取を受けることに。石田は「エキセントリックな検察官で、何か言うと、『ウソをつけ!』って机をバン、バン、バンってやって(叩く)」と一味の疑いをかけられ、きつい取り調べを受けたことを告白。その検察官は「お前みたいなカスは一度逮捕されたら終わりなんだからな!」と石田を脅したそうで、「もう1人の方(検察官)が逮捕状持ってて。いや~もう、絶体絶命だったんですよ」と軽やかに笑いながら振り返っていた。