加藤浩次 「カッとなって殴るのは昔と変わらない」 相撲界の暴力体質を批判

 極楽とんぼの加藤浩次が20日、MCを務める日本テレビ系情報番組「スッキリ!」に出演し、大相撲・貴乃花部屋の十両貴公俊(たかよしとし)の付け人暴行について「カッとなって殴るのは昔と変わらない」と批判した。

 番組では、貴公俊が付け人の序二段力士に暴行を加えた問題について論議。加藤は「(体罰のようなものは)昔はどの業界でもあった。学校で先生に殴られたというのはよく聞いた。テレビ業界でも、ADがバーンと殴られるのは20年位前はあった。でも今、もう違うというのが、相撲界に浸透していないというのでいいですか」と、暴力が残る相撲界の風土を指摘した。

 付け人が貴公俊に出番を伝えるのをミスしたことが原因で、貴公俊がカッとなって殴ったようだという事情説明にも「手が出るというのは、時代が変わってないのでは。(付け人を)怒っていいですよ。ただ、手が出ているのはよくない。そこだと思う」とした。

 貴乃花部屋の付け人が少ないため付け人の仕事が多く、貴公俊の付け人が出番を伝えるのをミスしたという指摘についても「付け人が少ないからミスしたら殴る、という論理が分からない」と疑問視した。

 同局によると、4人の関取がいる貴乃花部屋の場合、8人ほどの付け人が必要というが、貴乃花部屋は5人しかいないという。

 加藤は「兄貴分の貴ノ岩が(昨年に元横綱日馬富士から)被害に遭っているにもかかわらず、というのがあるし、しっかりしないと」と暴力体質の改善を求めた。

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