フジテレビ系で土曜朝に放送されている「にじいろジーン」が２０日、「１０周年だよ！にじいろジーン　世界で大変身ＳＰ！！」（後９・００）と銘打ち、同番組として初めてゴールデン帯で放送される。このほど収録を終えたＭＣの山口智充（４９）は「スペシャル感は見せられたのかな」と自信を見せた。

　２００８年４月にスタートした同番組だが、レギュラー出演者ではタレントのベッキー（３４）が１６年１月の不倫騒動以降「休演」扱いとなっている。その後、加入した女優の清水富美加（２３）も宗教団体への出家騒動を経て降板。紆余（うよ）曲折がありながらも、今年１月に放送５００回を迎えた。

　山口は「土曜の朝にいつもご覧いただいていた方は、スペシャルっていうので『じゃあどんなスペシャルを見せてくれるんだろう』って、いつもに輪をかけて期待してくださるだろうし」とした上で、「そういうスペシャル感は見せられたのかなっていう風に思います」と手応えを明かした。

　ゴールデン特番では、ゲストが行きたい場所や食べたいもの、趣味などを提案し、山口と一緒に体験する“ぐっさんと行くならこんなトコ！”の初の海外版など、レギュラーコーナーの特別版も放送する。

　山口は「初めて見られる方もたくさんいらっしゃると思うんです」と期待。「番組の要素は、いつものレギュラーと変わってないですから」とアピールし、「今回のゴールデンの時間帯にご覧になった方々が、いつものレギュラーの土曜の朝も見てみようと、また来ていただけるのが一番うれしいことかなって思います」と力を込めた。