藤井六段が中学卒業 「さらなる高みを目指す」
最年少棋士・藤井聡太六段(15)が20日、名古屋市の名古屋大学教育学部付属中学校の修了式に出席した。日本将棋連盟を通して「卒業というひとつの節目に際し、気持ちを新たにさらなる高みを目指していく所存です」とコメントを寄せた。
藤井六段はデビュー後、無敗で歴代最多となる29連勝を達成。中学生棋士として初めて六段に昇段した他、初の一般棋戦優勝、年度記録の四冠達成も果たしていた。
高校進学を決断するまでは悩んだ時期もあったが、これまでの取材では「これからの3年間で将棋が強くなることはもちろん、いろいろなことを吸収したい」と進学に向けての決意も話していた。
4月からは、付属の高校に進学する。