海外の大学に留学するため、３月いっぱいで無期限の芸能活動休業に入ることを発表しているタレントの春香クリスティーン（２６）が２１日、都内で行われた、家電メーカー「Ｈａｉｅｒ」の「ハイアール新生活応援ＰＲ大使」任命イベントに出演。休業前最後となるイベント出演を果たした。

　司会者から最後の出演の心境を問われた春香は「不思議な感じではありますね。３月末にお休みさせていただくので最後ということになりますけど、ちょうど新しい道への節目というタイミングでこういったイベントに出させていただいてうれしいです」と話した。

　「新生活ＰＲ大使」の就任理由を「４月から新生活を送ることになる中、学業やタレント業などマルチに活躍し、さらにチャレンジする姿がかっこいい女性」と説明されると「恐縮ですね…。でもすごくうれしいです」と照れ笑いも。新たな出発に向けて「まだ実感が半分、沸かない部分もありますし、でも不安と言うよりドキドキの方が大きいですかね。どうなっていくんだろうと。あとは、残る日々を大切に過ごしたいなと思います」と惜別の思いも口にした。

　約８年間の芸能活動を振り返り、「自分の中ではいろいろ経験させていただいたんですけど、あっという間っちゃあ、あっという間ですね」と述懐。今後は海外の大学に留学する意志を明かしているが、「具体的に、ここに何月何日に行ってどうする、というのはまだなくて、申請の段階中。大学に入りたいなと思っているんですが、手続きを進めている段階です」と説明し、「いろいろ学びたいなという思いがあります。不安が来ないまま、ドキドキで済んでほしいですね」と前向きに語った。

　終演後には取材に応じ、現在はドイツ語圏の大学１校に入学願書を提出している状況であることを説明。ヨーロッパの社会や政治を学びたい希望を改めて語りつつ、将来的には「日本人だし、日本大好きですし」と、日本への帰国意志も明かした。休業中も事務所に籍は残るが、芸能活動復帰については「半年後も分からない世界。誰が覚えててくれるのか…。その辺も含めて、白紙ですね」と話すにとどめた。