春香クリスティーン「不安よりドキドキ」 無期限休業前ラストイベントで心境語った
海外の大学に留学するため、3月いっぱいで芸能活動を無期限休止するタレントの春香クリスティーン(26)が21日、都内で行われた、家電メーカー「Haier」の「ハイアール新生活応援PR大使任命イベント」で、休業前最後となるイベント出演を果たした。1大学に願書を提出している段階だと明かし、将来的な芸能界復帰は白紙とした。
春香の表情はすがすがしかった。司会者から最後の出演の心境を問われると、「不思議な感じではありますね…」としつつ、「新しい道への節目というタイミングでこういったイベントに出させていただいて、うれしいです」と笑みを浮かべた。
2008年、16歳でスイスから単身来日し、18歳で芸能界デビュー。政治家の追っかけなどユニークな言動で話題となり、コメンテーターとしても活躍した。約8年間の芸能活動を「自分の中ではいろいろ経験させていただいたんですけど、あっという間っちゃあ、あっという間ですね」と振り返った。
ドイツ語圏の大学に留学しヨーロッパの政治や社会を学ぶため、現在、1大学に入学願書を提出しているという春香は、「いろいろ学びたいなという思いがあります。不安が来ないまま、ドキドキで済んでほしいですね」と前向きだ。
芸能界を離れる瞬間が近づいていることには、「まだ実感が半分、湧かない部分もあります」とし、「不安と言うより、ドキドキの方が大きいですね…。あとは、残る日々を大切に過ごしたいなと思います」と惜別の思いも口にした。
一昨年7月から続く共同通信記者との交際は順調。「いずれは結婚できれば」と女心も明かした。
休業中も事務所に籍は残り、「日本人だし、日本大好きですから」と将来の帰国意志も示したが、芸能活動復帰については「半年後も分からない世界。誰が覚えててくれるのか…。その辺も含めて、白紙ですね」と話すにとどめた。