大学生と駆け落ちの母親名乗る女性がフジに電話 「事実と違うとお話された」坂上説明

 41歳の元タレントの母親が、子供たちの奨学金を持って大学生と駆け落ちしたと、母親の子供達がツイートし、ネットで話題を呼んでいる件について、フジテレビにこの母親を名乗る女性から電話がかかってきたことが、22日放送の「バイキング」で明かされた。

 番組では冒頭から、41歳母親が子供達の奨学金を持って大学生と駆け落ちし、母親の行方を捜す子供達がツイッターで個人情報を出してネット上で捜索を依頼しているニュースを特集。母親には4人の子供だけではなく、視覚障害の夫もおり、母親は夫の介護も行っていたことなどを家族が番組のインタビューに応じる形で紹介した。

 この騒動に、ネットでは、子供の奨学金を持っていってしまった母への批判だけではなく、ネットに母親の個人情報をさらしたこと、また男子学生との関与がはっきりする前に男子学生の個人情報までも公開した家族側にも非難の声が上がっていることなどを議論した。

 するとMCの坂上忍が突然「ここで、失踪事件に関し、実は先ほど、失踪しているお母さん本人と名乗る方からフジテレビに電話が入りまして」と言いだし、スタジオの空気は一変。坂上は「お母様と名乗る方曰く、今回の報道は事実と大きく違う内容があるという趣旨のお話をされたそうです」とした。

 坂上は「だからおそらく、ご家族側の言い分、お母様側にも言い分があるんでしょう」と間に入ると、「でも、どの部分が違うのかというのは、事実確認ができていないので細かくは申し上げられない」と、具体的なことは差し控えた。

 だが「本当にお母様ならばちゃんとどこかにいらっしゃるという安心材料にはなると思う」と本人であれば、事件、事故に巻き込まれた可能性は低いことに安どのコメント。「おいおい、この方の言い分、メッセージが届けられるかもしれない」「恐らく(バイキング)見てらっしゃる。言いたい情報あればお伝え頂ければありがたい」と呼びかけていた。

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